新人キャバ嬢さんは知らないとヤバイ!?ヘルプのルールとマナーを教えます!【木村進太郎監修】

新人キャバ嬢さんは知らないとヤバイ!?ヘルプのルールとマナーを教えます!【木村進太郎監修】

人気キャストの場合、同じ時間帯に指名のお客さんが複数人来店する場合があります。
このように指名が被ったときは、指名キャストが席を空けている間、ヘルプを担当する女の子がお客さんを接客することになります。
ヘルプには、その時間帯に自分のお客さんが来店していない女の子で、フリーのお客さんについていない女の子の中から、付け回しが判断してつけるようにしています。
ですから、よほど指名客が絶えず来店している人気キャストでない限り、ほとんどの女の子が持ちまわりでヘルプを担当することになります。
ヘルプをソツなくこなすことは大切なことです。
自分の指名が被ったときは、他の女の子にヘルプを頼まなければなりませんので、もちつもたれつなのです。
そこで、ヘルプの仕事について、基本的なルールやマナーについて説明しておきましょう。

指名キャストを確認しておく

ヘルプにつく前に付け回しから、このお客さんは誰を指名しているお客さんかなどの説明がありますが、ちゃんと聞くようにします。
特に、誰を指名しているお客さんなのかは非常に重要です。
それを把握せずにお客さんと会話していると、話しの流れ次第では指名キャストに迷惑をかける場合もあります。
また、お客さんは指名している女の子が一番です。
お客さんにとってのナンバーワンなのです。
ヘルプでついた女の子が誰のヘルプについたかも知らないということを聞くと、自分の指名キャストがないがしろにされたような気になるものです。

名刺は渡さない、指名をとるような営業はしない

ヘルプにつく際は、名前は名乗りますが、原則として名刺は渡しません。
ごくまれに名刺を渡すようにしている店もありますが、ヘルプの趣旨からしても名刺は渡さないのがルールです。
指名キャストとヘルプとの信頼関係は、ヘルプがお客さんをとらないということで成り立っています。
指名キャストとしては他のお客さんのところへ接客に行って、帰ってきたら「俺、この女の子に指名かえるから」と言われたら怒り狂います。
そんなことになればお店のシステム自体が崩れてしまいます。
ですから、名刺も渡さず、指名をとるような営業もしないのがルールです。

連絡先を教えない、連絡先を聞かない

お客さんの中には、指名キャストに悪いから指名替えはしないけど外で会おうよ、とヘルプの女の子を口説いてくる人がいます。何のことはない、エッチが目的なだけです。
すごく話しが盛りあがり、あなたもその人を気に入ってしまい「これは運命の出会いかもしれない」と思ったとしても、残念ですが、その運命の出会いは諦めてください。
お店の中では今までどおり指名キャストを指名で来店するのだから、指名キャストに迷惑はかけないと思うかもしれませんが、まずは、先ほど説明した指名キャストとヘルプの信頼関係に反する行為であることは間違いありません。
また、お客さんはあなたを口説けたら味をしめて、他のヘルプの女の子も口説きます。しばらくすると、店中にその噂は広がります。
「〇〇さんのヘルプにつくと口説かれる」という噂だけが一人歩きするようになり、その指名キャストのヘルプにつく女の子がいなくなってしまうのです。
ですから、ヘルプでついたお客さんから連絡先を聞かれても教えてはいけませんし、お客さんの連絡先を聞いてもいけません。これはヘルプのルールです。
そして、何よりも、そんな男を信用してはいけません。自分を大切にしましょう。

指名キャストのプライベートなどの話はしない

キャバクラの女の子は、お客さんに対しては、様々な自分を演じています。
ナンバーワンでかなりの収入を稼いでいる女の子でも、お客さんには「お金がなくて、苦労している」という自分を演じている女の子もいます。
店が終わってからのデート(アフターといいます)や休みの日のデートにしつこく誘うお客さんには、昼間は専門学校へ通っていて朝が早いとか、お母さんが入院していて家事など家のことを私がしなければいけないのでといったウソを言っている女の子もいます。
そんな女の子のお客さんに「〇〇ちゃんのお母さん入院しているんだってね?」と聞かれて「え?この前の休みに一緒に旅行へ行ったって言ってたよ」なんてことを話すと、後で指名キャストとお客さんとのトラブルに発展します。
また、お客さんの中には嫉妬深いお客さんもいます。
「今日は同伴でしたよね。何を食べてこられたんですか?〇〇ちゃんはよく△△△という店に行くと言ってましたけど、今日もその店ですか?」なんて聞くと、「え?俺はそんな店行ったことないぞ。一体誰と行ったんだ」という感じで機嫌が悪くなる人もいますので、気をつけることです。
このように、指名キャストはお客さんに自分のことをどのように話しているか判りませんので、指名キャストのプライベートなことや、他のお客さんのことなどは、よくわからないという返事をしておくことです。

店の女の子の悪口は言わない

他人の悪口は会話としては盛り上がりますが、聞いていて気持ちの良いものではありません。
さすがに指名キャストの悪口をお客さんに言う人はいないでしょうが、他の女の子の悪口も言わない方がよいでしょう。
実際にあった話しですが、ヘルプの女の子が他の女の子の悪口を言っていたら、たまたまそのお客さんの会社の同僚が指名している女の子のことでした。
そのお客さんは同僚に「お前が指名している女の子はこんな子みたいだよ」と伝えたから大変です。
悪口を言われた女の子と指名キャストがトラブルになったことは言うまでもありません。
お客さんがどう繋がっているかはわかりませんので、悪口は言わないようにしましょう。
では、他の店の女の子の悪口なら良いのでしょうか。
これは私の実体験ですが、ヘルプについた女の子が他の店であるE店の女の子の悪口を言い始めました。
それもその女の子も人から聞いた話しです。なんと、それは私がE店で指名している女の子です。聞いていて気分が悪かったのは言うまでもありません。
指名キャストが帰ってくるなり「あの女の子はもう二度とヘルプにつけないで」と言いました。

ヘルプがついている時間もお客さんは料金を支払っている

ヘルプの仕事は、指名キャストがいない間、お客さんが退屈をしないよう時間を繋ぐ仕事です。
お客さんの立場で言えば、1セット60分で1万円支払って、指名キャストがついていた時間はたったの20分だったとすれば、アホらしくてもう来るのはやめようかと考えます。
ところが、指名嬢がいない40分もヘルプの女の子とそれなりに楽しく過ごせば、1万円は高くないと思えるのです。
ヘルプにつく女の子の立場から言えば、自分のお客さんではなく、どんなに頑張っても指名はとれないし、指名キャストが帰ってくるまでの間、適当に接客しておけばいいじゃん、と思うかもしれません。
しかし、お客さんはヘルプの女の子がついている時間も料金が発生しているということを忘れないようにしましょう。
そして、ヘルプでつく女の子も、その時間も時間給の対象になっているということも忘れないようにしましょう。

ヘルプについて指名嬢のノウハウを盗もう

新人の頃は自分のお客さんも少なく、必然的にヘルプにつく機会が多いものです。
ヘルプについたら、指名キャストのノウハウをお客さんから直に聞くチャンスだと思いましょう。
ナンバーワンの女の子をはじめ、上位人気の女の子のヘルプにつくときは特にチャンスです。
私は一時期、どの店でもナンバーワンを指名していた時がありました。
ある店でいつものようにナンバーワンの女の子を指名で飲んでいると、新人の女の子がヘルプでつきました。
ぱっと見そこそこかわいくて、しかも明るい女の子で話しが盛り上がりました。しかし、話しの内容のほとんどが、その女の子からの質問攻めです。
「〇〇さんを指名した決め手はなんですか?」
「〇〇さんの魅力は?」
「いつもどのような会話をされているんですか?」
「メールは毎日やりとりされているんですか?」
「〇〇さんはどのような内容でメールをされているんです?」
「同伴はどのような店に行かれるんですか?」
「アフターとかは行かれます?」
「アフターではどのような店に行かれるんですか?」
というような質問を普通の会話の中で、自然に聞いてくるのです。
その場では気づきませんでしたが、後で振り返ると、この女の子はナンバーワンのノウハウをお客さんから聞いて盗もうとしていたのだと気づきました。
お客さんは自分の指名キャストのことは自慢げに話すものです。
ヘルプについたら、人気キャストのノウハウを盗むチャンスだと思いましょう。
ちなみに、先ほどの新人はしばらくして、その店の上位の人気キャストになりました。
ある程度の資質のある女の子で、これだけの向上心があれば当然の結果だと思います。

ヘルプも大切なお仕事なんです!

これで自分がヘルプにつくときも、他の女の子にヘルプをお願いするときも安心ですね。
ヘルプをしっかりこなせる女の子こそ、人気キャストになれるというもの。
とっても大事なお仕事なので、精一杯気を配って、お客さんを楽しませてあげましょう♪
このあともまだまだ続くキャバ嬢雑学をCHECKして
指名をたくさんもらえるキャバ嬢を目指しましょう♡

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監修者:木村進太郎
サービス業を中心とした経営コンサルタント。「新版 キャバクラの教科書Gold ナンバーワンになるための44の上級テクニック」や「新版 キャバクラの教科書Silver お客さんのココロをつかむ33の実践テクニック」など、一流を目指すキャバクラキャストのためのマニュアルを多数執筆。
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