「団体のお客さんって接客が難しい…」
「団体客の中の誰に話しかけていいか分からない…」
キャバ嬢として働き始めたばかりの頃は団体客の接客に苦手意識を持ってしまいがちです。特に新人キャバ嬢は、複数のお客さんを相手にする状況に戸惑うことも多いはず。
実は団体客は、上手く接客できれば個人客よりも大きな売上につながる可能性を秘めています。でも、そのコツを知らないと、せっかくのチャンスを逃してしまうことも…。
この記事では、キャバクラで団体客を接客する際のメリットやデメリットを解説するとともに、「団体客の中のボス」を見極めて味方につける方法や、本指名につなげるテクニックまで詳しくご紹介します。
これからお伝えする方法を実践すれば、団体客の接客が苦手から得意に変わり、あなたの売上アップにもつながるはずです。さあ、団体客攻略の極意を一緒に学んでいきましょう!
キャバクラの団体客とは?

団体客の特徴は、すでに別の場所で飲んできてから二次会や三次会でキャバクラに来店することが多く、ある程度お酒が入っていることがほとんど。そのため、テンションも高めでノリの良いお客さんが多いのが特徴です。
また、団体客には必ず「リーダー格」の人がいます。この人がお会計を担当していたり、席替えなどの采配を振るったりするので、見極めることが接客の成功につながります。
個人のお客さんとは違った接し方が求められる団体客ですが、上手く対応できれば大きなメリットがあります。複数人相手なので難しく感じるかもしれませんが、コツさえつかめば団体客こそ稼ぎどきになるのです。
では、キャバクラにおいて団体客が増える時期はいつなのでしょうか?次の項目では季節ごとの団体客の特徴について解説していきます。

キャバクラに団体客が増加する時期
キャバクラでは、特定の時期になると団体客の来店数が急増します。
これらの繁忙期をあらかじめ把握しておくことで、効率的に売上を伸ばすチャンスを逃さないようにしましょう。団体客が増える主な時期は以下の3つです。
年末年始シーズン(11月下旬〜1月中旬)
11月下旬から始まる忘年会シーズンは、団体客の来店が最も多くなる時期です。
会社の部署単位や取引先との接待など、様々な理由でキャバクラを訪れるお客さんが増加します。特に12月中旬はピークを迎え、予約でいっぱいになることも。
また、1月に入っても新年会として団体客が引き続き来店するため、約2ヶ月間は団体客対応の腕を磨くチャンスが続きます。この時期は本指名を増やすための重要な期間でもあるので、積極的に連絡先を交換しておきましょう。
歓送迎会シーズン(3月末〜4月下旬)
年度末から新年度にかけては、人事異動の時期と重なり、歓送迎会の団体客が増加します。特に3月末の送別会と4月初旬の歓迎会は短期間に集中するため、週末を中心に団体予約で埋まりやすい傾向があります。
この時期は転勤や退職で遠方へ行ってしまうお客さんもいるため、別れを惜しんで大きく使ってくれることも。新しく赴任してきた方を含む団体には特に丁寧に接客し、今後のリピーターになってもらえるよう心がけましょう。
大型連休期間
ゴールデンウィークやお盆休み、シルバーウィークなどの大型連休も団体客が増える時期です。普段は仕事が忙しくてキャバクラに来られない方も、連休中はリラックスして楽しむために訪れます。
また、地方から上京してきた友人や同僚を連れて来店するケースも多いので、普段よりも人数が多くなる傾向があります。
こうした「いつもと違う特別な日」に訪れる団体客は、普段より多く予算を使う傾向があるので、積極的に声をかけていきましょう。
このように、キャバクラの団体客には明確な繁忙期があります。これらの時期には先輩キャバ嬢も忙しくなるため、新人キャバ嬢でも団体客を任されることが増えるでしょう。
\ 安心×安全な環境で働く♪ /
キャバクラで団体客を接客する6つのメリット

キャバクラでの団体客の接客には、様々なメリットがあります☆それぞれの特徴を理解して、効果的な接客につなげていきましょう!
個人のお客さんよりも会計が上がりやすい
キャバクラの団体客は、個人のお客さんよりも会計が上がりやすいです。
例えば、セット料金が5,000円の場合、2名のお客さんならセットで10,000円ですが、6名の団体ならセットだけで30,000円になります。
本指名を受けている場合は、一気に売り上げが上がるのでかなり熱いお客さんと言えますね☆
ノリが良い人が多くドリンクを頼みやすい
基本的に団体でキャバクラに来る人は、ノリが良い方が多いです。
飲み会の帰りで気が緩んでいることもあり、ドリンクのオーダーも比較的スムーズにいくことが多いんです!良い雰囲気を作れば、「もう一杯どう?」と声をかけやすくなります♪
お客さん同士で会話が弾んでいるので接客がラク
団体のお客さんは、同士で話題が尽きないことが多いので、キャバ嬢側の接客負担は個人客よりも少なめです。
むしろお客さんとマンツーマンで話さない方が良い場合も!上手く会話に入りながら、適度な距離感を保つのがコツです。
場内指名が入りやすい
団体はノリで場内指名を入れてくれることが多いんです。
例えば団体の中のリーダー格の人が誰かを場内指名すれば、「俺も場内入れたい」という空気が生まれ、その流れで場内指名を取りやすくなります。
一人が火付け役になると、連鎖反応が起きやすいのが団体客の特徴です!


場内から本指名へのチャンスが得られる
団体客は一人場内指名が取れれば、連鎖的に場内指名を入れてもらえる可能性が高まります。
お客さんとしても、他の人が指名している段階で「私もいいですか?」と言われると、自分だけNGを出しにくい心理が働くことが多いんです。
初めての出会いでも、場内指名から本指名につながるチャンスがぐっと広がります♡

延長が取りやすい
盛り上がり次第では、延長も取りやすいのが団体客のメリットです。
酔っぱらっていて陽気になると財布の紐も緩みやすく、「楽しいからもっと遊びたい!」という気持ちが起こりやすいんです。カラオケなどで場を盛り上げれば、延長の可能性もアップします☆
\ 安心×安全な環境で働く♪ /
キャバクラの団体客の3つのデメリット

メリットがある一方で、団体客の接客にはデメリットもあります。事前に把握して対策を練っておきましょう。
すでに酔っ払っている人が多くセクハラされやすい
団体客はキャバクラに来る前からお酒を飲んでいることが多いため、すでに酔っている方も少なくありません。そのため、普段なら言わないような発言や行動をしてしまうこともあります。
セクハラ発言などには適切に対応し、必要に応じて黒服(ボーイ)に助けを求めることも大切です。

接客するお客さんによってはドリンクや場内指名を言い出せない
自分が接客するお客さんが団体の中で立場が低い人の場合、決済権がないためドリンクや場内指名を入れてくれないことがあります。
「あの人(一番偉い人)に聞いて」「俺には決める権利がないから」などと言われることも。
そんな時は、リーダーについているキャバ嬢が言い出すまで待つか、リーダーがノリが良くて聞けそうなら「いっぱいいただいても良いですか?」と直接聞いてみると良いでしょう。
ワイワイ系が苦手だと接客が辛い
団体客はノリノリで騒ぐ傾向がある方が多いので、静かな接客が得意な方や、ワイワイした雰囲気が苦手な方にとっては少し辛く感じることもあるかもしれません。
そういう時は、テーブル全体に目を配ることを意識したり、カラオケの合いの手を頑張ったりするなど、自分なりの接し方を見つけることが大事です。
全員との会話に入る必要はなく、静かに気配りをするだけでも十分評価されますよ♪
キャバクラの団体客を攻略する接客のコツ

団体客の接客で最も大切なのは「誰に」アプローチするかという点です。個人客と違って複数人がいる中で、効率的に接客するためには戦略が必要です。
ここからは、団体客を攻略するための具体的な接客テクニックを紹介していきます。これらのコツを押さえることで、初めての団体客でも自信を持って接客できるようになりますよ♪
まずは団体客の中のボスが誰かを見極める
団体客の接客で最初に行うべきは、グループのボス(上司やリーダー的存在の人)を見極めることです。
入店してすぐの5分間が勝負!この時間でボスを特定できると、その後の接客がスムーズになります♪ ボスを見極めるポイントは以下の通りです。
- 周りから敬語で話しかけられている
- 年齢が上の方が多い
- 周囲から一目置かれている様子がある
- 席の真ん中や上座に座っていることが多い
- 先に店員の質問に答えたり、メニューを確認したりしている
- 一緒に来ている他のメンバーに対する話し方がフランク
団体客の「ボス」を見極めたあとは、その人をどう扱うかが接客のカギになります。リーダーへのアプローチ次第で、場全体の雰囲気も売上も大きく変わります。
ボスを立てて「気分を良くさせる」
ボスが楽しいと、場全体が盛り上がります!お酒を注ぐ順番もボスを優先するなど、ちょっとした気遣いが大切です。
「◯◯さん、みんなから頼りにされているんですね!」「こんな素敵な方が引っ張ってる団体さんで、私ついてラッキーでした☆」など、さりげなく持ち上げるのが効果的です。
ただし、やりすぎるとわざとらしくなるので、自然なトーンで褒めることを心がけましょう。
会話の中で「さすが!」「流石ですね!」といった言葉を織り交ぜるのも効果的です♡ ボスの話を真剣に聞き、共感や感心の表情を見せれば、さらに好印象を与えられますよ。
他のメンバーにも気を配り、ボスの株を上げる
「ボスだけ接客して他は放置」という態度はNGです!ボスが他の人に「気配りできる男性」に見えるように演出するのがポイントです。
例えば「◯◯さんってホントにみんなに気を使ってて優しいですよね~!」「◯◯さんの下で働けるの、すごく良い環境だと思います!」などと言うと、ボスも満足し、部下たちも同調しやすくなります♪
具体的なテクニックとしては以下のようなものがおすすめです☆
- ボスの話を部下に振って「◯◯さん(部下)、この話知ってます?すごいですよね!」と共有する
- グループ全体に話を振りつつ「◯◯さん(ボス)のおかげでこんなに楽しい飲み会になってますね!」と感謝する
- お酒をすすめるときも「◯◯さん(ボス)も飲んでるから、みんなで一緒にどうですか?」と全体に広げる
ボスの機嫌をキープする
注文をスムーズに取ったり、お酒を注いだり、ボスが気分良く過ごせるように動くことが大切です。無理に盛り上げようとするよりも、「気が利く」ことを意識した方が効果的なことが多いんです。
細かい気配りの例を紹介します!
- グラスが空になる前に「お替わりいかがですか?」と声をかける
- タバコを吸う人なら、ライターの火を素早く用意する
- 会話の途中でも灰皿が一杯になれば、すかさず交換する
- 話に熱中している時は邪魔せず、タイミングを見計らって声をかける
- スマホを出したタイミングで「お写真撮りましょうか?」と提案する
これらの小さな気遣いがボスの機嫌を良くし、結果的に売上アップにつながります☆
ボスにお店や女の子(キャスト)を気に入ってもらう
「今度、またみんなで来てくださいね!」とボスに言うと、次回の団体来店の確率がアップします。可能であれば連絡先を交換して、「また飲みましょう」と距離を縮めておくと良いでしょう。
お店の良さをアピールするポイントは以下のとおりです。
- 「このお店、個室も充実してるんですよ!次回は予約していただけると確実です♪」
- 「◯◯さん(ボス)みたいな方が来るとお店の雰囲気も良くなるので、ぜひまた来てください!」
- 「次回は私以外の子も紹介しますね!みなさんにピッタリの子がいると思います☆」
- イベント情報を教えて「次はぜひその時に!」と誘う
名刺はもちろんショップカードを渡しておくと、忘れずに覚えていてもらえる可能性が高まります♡
場内指名やドリンクはボスから引き出す
ボスがノッていると、周りも同調しやすくなります。タイミングを見計らって自然に提案するのがコツです!
効果的な声かけ例を紹介するので、ぜひ試してみてください☆
- 「◯◯さん(ボス)、もし良かったら指名してもらえると嬉しいな〜♪」
- 「今日はみなさん楽しそうで私も嬉しいです!ドリンク一杯いただいていいですか?」
- 「◯◯さん(ボス)が乾杯の音頭をとってくれたら、みんなでシャンパン開けませんか?」
- 「ボトルがあるとテーブルが華やかになりますよ♡ 今日みたいな特別な日にぴったりです!」
ボスが「そうだな、じゃあ頼もうか」と言い出せば、他のメンバーも反対しづらくなり、一気に売上アップのチャンスです☆
延長時間の15〜20分前にカラオケなどを勧めて盛り上げる
延長を取るには、交渉のタイミングで「え〜今いいところなのに」と思わせることが重要です。そのため、カラオケを勧めるなら延長時間の15〜20分前がおすすめです。
延長を取るための効果的なアプローチを紹介します。
- 「そろそろお時間ですが、もう少し一緒にいたいな〜♪ カラオケしませんか?」
- 「◯◯さん(ボス)の歌、聴いてみたいです!」
- 「みなさんせっかく盛り上がってきたところなのに、もったいないですね!」
- 「次のお客さんの予約がまだないので、延長できますよ♡」
- 「今日のスペシャルサービスで、延長30分の料金を10%オフにできます!」(事前にお店と相談すること)
カラオケがないキャバクラの場合は、ゲームを提案したり(王様ゲームやクイズなど)、お酒をすすめたりして、延長の時にボスが「もっといたいな・・・」と思うように楽しませましょう♡
連絡先は絶対に交換する
特に重要なのが、連絡先の交換です。部下やグループで発言権が低い人は遠慮して連絡先交換をしないことがあるので、ボスには必ず連絡先を聞くようにしましょう。
連絡先交換のテクニックも紹介します。
- 「また◯◯さん(ボス)のお力になりたいので、連絡先教えていただけますか?」
- 「次回の飲み会の情報、教えていただきたいです!」
- 「今度◯◯さん(ボス)の都合の良い日に、ご案内させてください☆」
- 名刺をもらったら、その場でLINEやインスタのID検索をして「今、友達追加しますね♪」とその場で繋がる
- 記念写真を撮ってLINEで送ると約束するのも効果的
連絡先を交換しておけば、次の機会にまた来てもらえる可能性が高まります。
個人指名はもちろん、団体で来るときに足を運んでもらえれば、他のメンバーがお気に入りの子を指名して、キャバクラ全体の売り上げアップにもつながります☆
\ 安心×安全な環境で働く♪ /
ボス以外の他のメンバーへの接客はどうするべき?

団体客の中のボスを立てつつ、他のメンバー(いわゆる「部下」や「グループの中で年下の人」)への接客が上手くいくと、場の雰囲気がグッと良くなります。
ここを雑にするとリーダーの機嫌も損ねるし、場の盛り上がりも冷めるので要注意です!
ボス以外のメンバーにもまんべんなく気を配る
ボスとだけ盛り上がっていると、他の方が「自分はどうでもいいの?」と感じてしまうことがあります。全員に均等に接客する必要はありませんが、誰も置いてけぼりにしないよう心がけましょう♪
効果的な気配りの例を紹介します☆
- 「◯◯さんもお酒大丈夫ですか?」「グラス空いてますよ〜追加しますね♡」
- 「さっきの話、めっちゃ面白かった!◯◯さんってセンスあるんですね☆」
- 自分が担当していない人にも「お仕事どんなことされてるんですか?」と質問を投げかける
- テーブルを一周するように全員に少しずつお酒を注ぐ
- 全員の名前を覚えて、名前で呼びかける(「あの〜」ではなく「◯◯さん」)
- カラオケなら順番に当てて「次は◯◯さんの番ですよ〜!」と場に引き込む
これらの小さな声掛けで、「ちゃんと見てもらえている」という安心感を与えられます。孤立している人がいないか常に気を配りましょう!
ボスの顔を立てながら褒める
「こんな素敵な会社の皆さんと飲めて嬉しい!」「◯◯さん(ボス)が頼りにされている理由が分かります~!」といった言葉は、部下の株も上げつつ、ボスの鼻を高くする一石二鳥の効果があります。
他のメンバーを褒める際のポイントをご紹介します♪
- 「◯◯部長のもとで働く皆さん、本当に優秀ですね!素敵なチームです♪」
- 部下の良いところを見つけたら「これは◯◯さん(ボス)の教育の賜物ですね!」と繋げる
- 「◯◯さん(部下)の話、すごく勉強になります!さすが◯◯さん(ボス)が信頼されてるだけありますね☆」
- ボスと他のメンバーの良い関係性を見つけたら「とても仲が良くて羨ましいです!理想的な関係ですね♡」
ボス以外のメンバーの良さを引き出しながらも、最終的にはボスに敬意を表す言葉で締めると、全体の空気が良くなります。
イジリと褒めのバランスをとる
ワイワイ系の団体なら、軽くいじることで場が和むこともあります。
ただし、いじりすぎると「感じ悪い」と思われる恐れがあるので、最後は必ずフォローや褒めで終わらせることを忘れないようにしましょう。
イジりのバランスのコツをご紹介します☆
- 最初は様子を見て、相手のリアクションを確認しながら少しずつイジる
- 自虐から入ると相手も安心する(「私、人見知りなんで緊張してます〜」など)
- 「◯◯さん、今日一番お酒強そう!でも顔全然赤くならないですね、すごい!」
- 「ほんと◯◯さんってイジられキャラですね〜!でもムードメーカーで皆さんから愛されてて羨ましい!」
- 場が凍りつきそうなイジりは絶対NG(年齢、外見、仕事の失敗など)
イジりは笑顔で軽めに、褒めは真剣な表情で伝えると効果的です。相手の反応を見ながら加減するのがポイント☆
他のメンバーのドリンクも忘れない
ボスにばかりお酒を注いでいると、他のメンバーが「気を遣われていない」と感じることがあります。他のメンバーにも積極的に飲み物の確認をしましょう。
ドリンク提案のテクニックを紹介します♡
- 「◯◯さんは何を飲まれますか?おすすめのカクテルもありますよ♪」
- 「皆さんで乾杯しませんか?私も一緒に飲ませてください!」
- 「テーブルに一つシャンパンがあると華やかになりますよ〜!」
- ボスのグラスを注いだ後に「皆さんもどうぞ〜」と自然に全員にまわる
- 「◯◯さん(部下)、好みのお酒聞かせてください!似合いそうなカクテル作ってもらいますね♪」
心を開いてくれると、実はボスよりも仲良くなれることも多いんです。将来的にその方が出世したとき、大きなチャンスになりますよ☆
聞き役に徹する人もカバーする
盛り上がっている人たちだけではなく、あまり話していない人や控えめな方にも話を振ることが大切です。全員が楽しめる空間づくりを心がけましょう!
静かな方へのアプローチ例を紹介します♪
- 「お仕事お忙しそうですけど、今日飲めてよかったですね~!」
- 「普段はどんなお仕事されてるんですか?」
- 「◯◯さんはこういう席では聞き役なんですか?素敵ですね!」
- 「実は私も人見知りなので、最初は緊張しちゃいます〜。◯◯さんはどうですか?」
- 騒がしい場面で「ちょっと大きな声で申し訳ないです、◯◯さんのお話聞かせてください!」
無理に盛り上げようとしなくても、気にかけていることを示すだけでOK。静かなタイプの方こそ、あなたの気遣いに感謝して本指名につながることもあります♡
キャバクラで団体客を接客する際にやってはいけない行動

せっかく団体客というチャンスを掴んでも、うっかりしたミスや勘違いで台無しにしてしまっては勿体ありません。特に新人キャバ嬢は、気を遣いすぎるあまり思わぬ失敗をしてしまうことも…。
ここでは、キャバ嬢が団体客を接客する際に絶対にやってはいけないNGポイントをご紹介します。これらを避けることで、団体客との関係を良好に保ち、スムーズな接客を実現できるでしょう☆
一人の人とだけ集中して話す
団体の席でマンツーマンの接客に持ち込むのは避けたほうが良いでしょう。
みんなで話せる雰囲気を作ることを心がけましょう。マンツーマンにすると、「あの子、ノリが違うな」と思われてしまうことがあります。
一人のお客さんと長時間話し込んだり、話しやすい一人だけと盛り上がるのは禁物です!
また、気が合うお客さんを見つけてもその場では全体に目配りして、後日改めて連絡を取るなどの配慮も忘れないようにしてください。
特に初めての接客では、全員と平等に話す意識を持ちましょう!それが全体的な印象アップにつながります♪
強引にドリンクや場内指名をおねだりする
団体はみんなで予算を決めていたり、「今日はドリンクなし、場内なし」と事前に決めていることもあります。そのため、あまり強引なおねだりはNGです。
1回くらいはおねだりしても構いませんが、断られたらすぐに引き下がって「わかりました!」と素直に受け入れるのが大切です。
また、場内指名の場合も同様に「また機会があったら、私を呼んでくださいね☆」と伝えておけば、空気も悪くなりません。
ドリンクや場内指名がもらえなくても、好印象を残せれば次回の指名につながる可能性があるので、あまりこだわりすぎないようにしましょう☆
男同士の会話に口を挟む
団体客は男同士の会話を始めることも多いです。仲間内の話や会社の仕事の話になったときは、テーブルワーク(お酒を注いだり、灰皿を交換したりする作業)に集中するのが良いでしょう。
専門的な話のときはただ頷いて「聞いている姿勢」を見せること、またうちわの話になった場合は相槌をする程度にとどめましょう。
無理に「え?どういうこと?」「それおかしくない?」など、変な合いの手を入れるのは避けたほうが無難です。
キャバクラの団体客と盛り上がりやすい会話内容は?

団体客との会話で悩むキャバ嬢は多いものです。特に複数人相手だと「どんな話題を振れば場が盛り上がるのか」と迷ってしまいますよね。
実は団体客との会話は、個人客よりもむしろ話題作りがしやすいという特徴があります。なぜなら、グループ内の関係性を利用して会話を展開できるからです。
それでは、団体客との会話で特に盛り上がりやすい話題をいくつか紹介していきます。
恋バナ
恋バナは鉄板で盛り上がりやすい話題です。通常キャバクラでは彼女やパートナーについての話はNG扱いされることもありますが、団体客の場合は別です。
「彼女いるんですか?」と聞くと、「こいつ彼女できたことないんだよ〜」「こいつまじモテるんだけど、ひどいんだって」といった話題が出てくることも。それに上手く食いついて盛り上げると良いでしょう!
また、団体客からキャバ嬢の恋愛事情について聞かれることもあります。その場合は「私たちが付き合うのは大体お客様ですね」と言って期待を持たせるのも一つの手です♡
会社での武勇伝
男性は基本的に武勇伝を話すのが好きな方が多いです。
誰かが武勇伝を話し始めたら、すかさず盛り上げましょう。分からないことがあれば、自分がついているお客さんにそっと聞いてみるのもOKです。
「え〜かっこいい!他にそういう系の話はないですか?私、そういう話大好きなんです」というだけで、勝手に話し始めてくれることが多いです。
それに触発されて他の方も武勇伝自慢を始めていくので、会話が楽になりますよ☆
下ネタ
定番の下ネタは団体だと頻出で、鉄板の盛り上がりポイントになることがあります。
ただし、自分から振る必要はありません。
おそらく団体の誰かが聞いてくるはずなので、そのときはノリよく、少し恥じらいつつ応じるのが良いでしょう。あくまでも品位を保ちながら対応することがポイントです!
\ 安心×安全な環境で働く♪ /
キャバクラの団体客を本指名に変える方法

団体客をうまく接客できるようになったら、次の目標は「本指名客」に変えることです。団体で来店したお客さんを個人で来てくれる常連客にできれば、安定した収入につながります。
しかし、団体客は「みんなで盛り上がる」雰囲気を楽しむために来店しているので、そこから個人で来店するよう促すには少し工夫が必要です。
ここでは、団体客として来店したお客さんを本指名客に変えるための具体的な方法を紹介します。連絡先を交換した後、どのようにアプローチすれば効果的なのか、その秘訣を見ていきましょう。
こまめに連絡を取る
まず大切なのはお客さんへのこまめな連絡です。キャバクラの団体客は酔っていて、当日のことを忘れていることもあります。
こまめに連絡をすることで、あなたの存在を思い出させることができますよ♪ただし、その際にあからさまな営業はせず、存在を忘れさせないようにすることを意識する方が効果的です。
仲良くなってから「今日はお店にいます♡」「よかったら同伴でご飯に行きませんか?」など、営業をかけるようにしてくださいね☆
連絡のタイミングは午後にする
連絡するタイミングは、飲み会が決まりやすい午後がおすすめです。午後に連絡をすることで「久しぶりにキャバクラでも行くか」と思わせて、来店を誘いやすくなります。
LINEなどで「お仕事お疲れ様です☆久々に顔を見てお話したいです♪」「週末はゆっくりできそうですか?」などと軽く連絡するのがコツです!
お客さんと仲良くなって飲み会に顔を出す
団体客と仲良くなってきたら、飲み会に参加してしまうのも一つの手段です。
例えば、グループのボスと仲良くなったら、出勤前の夜18時頃に連絡して「今何してるんですか?」と聞いてみましょう。
「今飲んでるよ」と言われたら「いいなー!私も少しだけでいいから行きたーい」と言ってみて、反応が良ければ飲み会に参加してみるのも良いでしょう♡
うまくいけば、そのまま同伴が決まる可能性もあります。
まとめ:キャバクラに来る団体客の接客はキャバ嬢全員で協力することが重要!
団体客の接客はチームプレーになるので、キャバ嬢全体で協力することが大切です。
あなたが新人キャバ嬢なら、団体客には仕事ができるキャバ嬢が一人はついているはずなので、その人に合わせて場を盛り上げていきましょう!
例えば、一人のキャバ嬢がドリンクを勧めたら「私も飲みたいです!」と加勢したり、カラオケでみんなでノリを作り上げたりすることで、団体客全体を楽しませることができます☆
団体客は個人客に比べて売上アップのチャンスが大きいので、上手に接客して本指名につなげてくださいね♪ きっとあなたの売上もぐんと伸びるはずです!
女性向けのナイトワーク求人を専門で取り扱う、大手求人サイト「体入ドットコム」では、こうした接客テクニックをしっかり教えてくれるキャバクラの求人を多数掲載しています。
ナイトワークを未経験から始める方も、すでにナイトワーク経験がある方も、あなたに合ったキャバクラを見つけられるはず!まずは体験入店から始めてみませんか?

