アフターコロナにおけるナイト業界再興を目指し、日本水商売協会が接待飲食店（キャバクラ、クラブ、スナックなどのいわゆる水商売のお店）に向けて、営業再開時のガイドラインを公表しました！
日本水商売協会とはどのような協会なのか？
『コロナウイルス対策ガイドライン』の中身はどんなものなのか？そして、ナイト業界にどのような影響があるのか？
詳しくみていきましょう！
目次
一般社団法人「日本水商売協会」とは？
一般社団法人「日本水商売協会」は、キャバクラ、クラブ、スナックなどのナイト業界全般のイメージアップと活性化を目的に2018年12月に設立されました。
協会理念
ナイトビジネスを経営する経営者と、ナイトワークで働く女性、双方を応援します
お店、働く女性、お客様、社会、4方向のＷＩＮ－ＷＩＮを目指します引用：日本水商売協会
グレーなナイト業界のイメージを払拭し、水商売という仕事が一つの職業として社会の一部で輝けるよう様々な活動をしている団体です。
2020年4月には、コロナ禍で困窮するナイト業界従事者を救うべく、水商売も一般業種と同等に各補償、補助などを受けられるよう求める署名を集め、政府へ提出、真っ当に義務を果たしている人達が正当な権利を獲得するに至りました。
（それまで風営法管轄下にある水商売の店舗や従業員は、国の緊急支援策や補償制度などの対象から外されていました。）
ナイト業界が抱える様々な問題に向き合い、健全な店舗を増やし、業界全体をクリアにする為に設立されたのが日本水商売協会なのです。
日本水商売協会の『接待飲食店におけるコロナウィルス対策ガイドライン』をチェック！
非常事態宣言の解除後も、ナイト業界の営業体制は三密が懸念される為、“今まで通り”とは行かないとされています。
再び自粛という事態にならないよう、日本水商売協会は自粛明けの営業再開に向け『接待飲食店におけるコロナウィルス対策ガイドライン』を作成しました。
感染症の専門機関や専門家が監修
こちらのガイドラインは感染症の専門機関や専門家が監修に入り作成されている為、実効性は高いと言えます。
現実的に実施できる範囲で、キャバクラなどの店舗がクラスター発生源とならぬよう最大限の対策が盛り込まれているそうです。
ガイドラインを守る事で得られる影響
「マスクをしたままの接客」や「ソーシャルディスタンスを守った着席」など、対策は水商売らしからぬものです。
しかし、このような安全への取り組みをしっかり実行できるという事は、危機的状況において適切な判断ができるという業界の健全性を示す事にもなります。
もちろん、いつまでもマスクをしている訳ではありません。
画像の諸注意にもあるように、現状のガイドラインは営業再開時に活用する物で、内容は状況に合わせ変化します。
いち早く日常を取り戻すには、業界に携わる人間の協力が必要となります。
ガイドラインは公式HPからDL可能
ガイドラインはHPからダウンロードが可能です。
A4とA3サイズのPDF（店内掲示用）とInstagram用画像が用意されており、様々な用途に活用できます。
数多くの店舗が安全に営業再開できるよう、ガイドラインを幅広く知ってもらう事が大切ですね。
元No.1キャバ嬢！愛沢えみりさんも日本水商売協会のガイドライン作成に協力
『コロナウイルス対策ガイドライン』の作成には、元No.1人気キャバ嬢の愛沢えみりさんの協力がありました。
愛沢えみりさんと言えば、伝説的な元キャバ嬢であり、各メディアにて水商売やキャバ嬢のイメージアップに貢献したパイオニア！
現在はキャバ嬢を引退し、社長業やモデル業などマルチに活躍しているのですが、まだまだナイト業界への影響力は衰えておらず、ナイトワーク専門求人サイト体入ドットコムのオフィシャルモデルを務めるなど、全国のキャバ嬢が憧れる存在として輝き続けています。
また、歌舞伎町にあるキャバクラのプロデュースも行なっているので、ガイドラインには現場の生の意見がしっかり反映されているそうです。
YouTuberとしても活躍する愛沢えみりさんは、自身のYouTubeチャンネルにて、日本水商売協会の代表である甲賀香織さんとの対談動画を公開しました。
日本水商売協会のガイドラインを参考に安心×安全な営業再開を！
経済を止める事無く事態を収束するためには、ナイト業界の営業再開は非常に重要なポイントです。
日本水商売協会の発表した『接待飲食店におけるコロナウィルス対策ガイドライン』は水商売の新様式として業界全体で広く活用が期待されます。
1日も早く通常の世の中になるように、各店舗も安心安全な営業再開に努めています！
