ガールズバーの求人に掲載されている平均時給は2000円
ガールズバーの求人に掲載されている平均時給は2,000円です。しかしこの金額は、ガールズバーでの勤務経験がある女の子に向けたインセンティブ込みの時給、もしくは期待時給だと考えておきましょう。
期待時給とは、「これくらいなら本人のがんばり次第で稼げるだろう」という考えをもとに設定された時給のことを指します。
時給2,000円越えは、各地域で最低賃金に近い時給で働いている女の子からすると、かなり魅力的な金額ですよね。
ちなみに、厚生労働省が発表している2021年の最低賃金は、東京と神奈川だけが1,040円台で、その他の地域は820円〜990円台となっています。女の子たちが思わずガールズバーの求人に飛びついてしまうのも、当たり前なのかもしれません。
ガールズバー側としても、たくさんの女の子に応募してもらいたい想いがあります。少しでも興味をもってもらえるように、あえて経験者向けの時給を載せて魅力的に見える工夫をしているのです。
このような背景があることから、実際にガールズバーで働き出したときに貰える時給は、求人に載っている金額よりも低くなることを理解しておきましょう。
ガールズバーの本当の時給は1300円~1800円がほとんど
ガールズバーの本当の時給は、1,300円〜1,800円であることがほとんどです。
金額の差が気になるかもしれませんが、経験の有無や地域も時給に関係しています。そのため、どうしても条件によって時給が変わってしまうことは理解しておいてください。
バックを含んでいない地域・経験別の時給相場は、以下のとおりです。
【未経験者】
・都内:1,500円〜
・地方:1,300円〜
【経験者】
・都内:1,600円〜1,800円
・地方:1,500円〜1,700円
求人サイトに掲載されている時給より、かなり低い印象を受けるかもしれません。それでも、昼のバイトでは考えられないくらい高い金額ですよね。がんばり次第ではバックで稼ぐこともできるので、間違いなく昼のバイトよりも夢があるといえますよ。
ガールズバーで給料から天引きされるもの
ガールズバーのお給料は時給とバックで成り立っていますが、実はその金額がまるまる貰えるわけではありません。
そこでここからは、ガールズバーでお給料から天引きされるものについて詳しく紹介します。「天引きなし」のお店も存在しているため、面接時には天引きされる内容を確認しておくといいですよ。
源泉徴収
ガールズバーに限らず、ナイトワークでは源泉徴収として「10%」が天引きされることが多いです。基本的に10%を超えることはないため、あまりにも多いお金を源泉徴収として天引きするお店は、「悪質店」と判断されてしまうことがあります。
送迎代
ガールズバーの中には、仕事終わりに専属ドライバーが自宅付近まで送ってくれる「送り」を導入しているお店があります。その送りを利用したときに発生するのが「送迎代」です。
送迎代の相場は500円〜1,000円ほどで、中には距離によって金額が変動するお店もあります。
雑費
雑費とは、働く上で必要となる経費のことです。たとえば、休憩中に飲み物を飲んだり、お手洗いに行けばトイレットペーパーを使いますよね。
そのような消耗品の利用代が、「雑費」という名目で引かれていると考えておけばいいでしょう。相場は1日500円ほどです。
クリーニング代・衣装代
ガールズバーの中には、制服が用意されているお店があります。そのようなお店では、クリーニング代や衣装代を天引きすることも珍しくありません。相場は、1日につき500円くらいです。
福利厚生費
「福利厚生が充実している」といった言葉を耳にしたことはありませんか?福利厚生とは簡単にいうと、会社側が従業員に対して用意しているサービスのようなものです。福利厚生費は、そのサービスを提供する際にかかる費用のことを指します。
ガールズバーで福利厚生費を天引きしているお店はほとんどありませんが、念のために覚えておきましょう!
1ヶ月間ガールズバーでバイトした場合の給料
実際に1ヶ月間ガールズバーでバイトをしたときに、どれくらいのお給料が貰えるのか気になりますよね。だいたいのイメージを掴むために、3つのケースをもとにしてお給料のシミュレーションをしてみましょう!
【ケース①】ガールズバーでの勤務経験がある学生
あなたは、ガールズバーでの勤務経験がある学生です。今回は時給1,800円の都内にあるお店で、週4回・1日5時間働くことにしました。
▼1日のお給料
時給1,800円✕5時間=9,000円
ドリンク25杯✕ドリンクバック100円=2,500円
【合計】1万1,500円
▼1ヶ月(16日)のお給料
1万1,500円✕16日=18万4,000円
▼天引きされるお金
雑費:500円✕16日=8,000円
送迎代:500円✕16日=8,000円
源泉徴収:18万4,000円✕10%=1万8,400円
【合計】3万4,400円
▼実際の月収
18万4,000円ー3万4,400円=14万9,600円
【ケース②】ガールズバーで初めてバイトする学生
あなたは、ガールズバーで初めてバイトする学生です。今回は時給1,500円の都内にあるお店で、週2回・1日4時間働くことにしました。
▼1日のお給料
時給1,500円✕4時間=6,000円
ドリンク8杯✕ドリンクバック100円=800円
【合計】6,800円
▼1ヶ月(8日)のお給料
6,800円✕8日=5万4,400円
▼天引きされるお金
雑費:500円✕8日=4,000円
送迎代:500円✕8日=4,000円
源泉徴収:6万800円✕10%=6,080円
【合計】1万4,080円
▼実際の月収
5万4,400円ー1万4,080円=4万320円
【ケース③】ガールズバーで初めてバイトする地方在住の学生
あなたは、ガールズバーで初めてバイトする地方在住の学生です。今回は時給1,300円のお店で、週3回・1日6時間働くことにしました。
▼1日のお給料
時給1,300円✕6時間=7,800円
ドリンク12杯✕ドリンクバック100円=1,200円
【合計】9,000円
▼1ヶ月(12日)のお給料
9,000円✕12日=10万8,000円
▼天引きされるお金
雑費:500円✕12日=6,000円
送迎代:500円✕12日=6,000円
源泉徴収:10万8,000円✕10%=1万800円
【合計】2万2,800円
▼実際の月収
10万8,000円ー2万2,800円=8万5,200円
もっと稼ぎたいなら時給が元から高いガールズバーを選ぼう
シミュレーションからもわかるように、より多くのお金を稼ぐためには、時給が元から高いガールズバーを選ぶことが大切です。特に新宿や渋谷、六本木などは、最も高い時給が出るエリアとして知られています。
東京都の23区内であれば恵比寿や西麻布、銀座にも高時給のお店はありますが、そのほとんどが会員制で店舗数も多くはありません。求人の数にも限りがあるため、必然的にライバルが多くなることを理解しておきましょう。
露出やコスプレがあるガールズバーも時給が高い傾向
ガールズバーのコンセプトによっては、時給が高く設定されていることがあります。特に露出の多い制服やコスプレが用意されているお店は、その傾向が強いです。
セクシーな衣装に抵抗がないのであれば、ぜひ候補に入れてみてくださいね◎
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